国立科学博物館が認定する、2020年度「重要科学技術資料（通称：未来技術遺産）」に登録された、「超々薄型掛け時計HS301」と同型のセイコーエンブレムです。HS301は当時の最高技術を使い、平均年差±10秒、電池寿命10年を実現し（CR3032リチウム電池2個）、類をみない9.5mmという薄さに仕上がっています。直径31cmのケースは最高級のバーズアイメープルのツキ板を使用した豪華なものです。銀座のセイコーミュージアムに常設展示されています。 出品した時計は1996年に購入し、以来25年間動き続けています。仕様通り、これまで2回しか電池交換はしていませんし、時刻調整した記憶もありません。外光の入らない玄関に掛けていましたので、色褪せ、変色もありません。説明書、保証書はありますが、元箱はありません。価格の根拠は、同時に登録された、世界初のクォーツ掛け時計が、オークションサイトで50万で出ていたためです。ハッキリした根拠ではありませんので、価格交渉には対応します。